ジュニパーは、新しいクラウド型ファイアウォールサービスでSASEへの移行を促進。いつでもどこでも従業員の通信を保護

リモートワークを導入する企業が増加してきたことで、ネットワークエッジを保護する新しいクラウドベースのアーキテクチャが必要とされています。しかし、多くの企業は、セキュリティに対するこれまでの投資やポリシーが無駄になることを恐れてSASEへの移行に躊躇しています。 幸いなことに、SASEへの移行は二者択一である必要はありません。クライアントからワークロードまでの完全な可視化、セキュリティの確保、単一のポリシーフレームワークなど、適切なセキュリティアーキテクチャを備えていれば、これまでのセキュリティ投資を活用しながら、SASEアーキテクチャにシームレスに移行できます。 優れたユーザーエクスペリエンスを実現するうえで重要なのは管理です。そのため、ジュニパーネットワークスは昨年、シンプルでシームレスな運用を可能にするSecurity Director Cloudを発売しました。Security Director Cloudは、セキュリティポリシーによってユーザー、デバイス、アプリケーションをあらゆる場所から追跡できるようにします。ファイアウォールが物理ハードウェア、仮想アプライアンス、コンテナ、あるいはクラウド(Firewall as a Service)のいずれであっても、単一の管理プラットフォームで共通のポリシーフレームワークを使用してシームレスかつセキュアなゼロトラストネットワークを実現します。それは、SASEアーキテクチャへの移行中であっても同様です。本日は、このフレームワークをさらに一歩進めたJuniper Secure Edgeを紹介します。Juniper Secure Edgeは、Security Director Cloudによって管理されるクラウド型のセキュリティサービスです。 Juniper Secure Edge®は場所を問わずに働く人を保護 Juniper Secure Edgeは、FWaaS(Firewall-as-a-Service)をシングルスタックのソフトウェアアーキテクチャで提供し、従業員がどこにいても安全な通信を確保できるようにサポートします。シングルスタックということは、つまり1つのソリューションでユーザーアクセスとネットワークアクセスの両方を管理でき、トラフィックの正当性と脅威からの保護が保証されることを意味します。Juniper Secure Edgeには、アプリケーションの識別、侵入防御、マルウェア検知、フルWebプロキシ、フィルタリング、高度な脅威防御などの機能が含まれており、トラフィックを何度も検出する必要がなく、ネットワーク上の他の脅威防御サービスにトラフィックを渡す必要もありません。Juniper Secure Edgeを使用すれば、必要なアプリケーションやリソースに素早く、安心かつ安全にアクセスでき、どこからでも優れたエンドユーザーエクスペリエンスを確保できます。 Security Director Cloudによって管理されるJuniper Secure

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シリコンアーキテクチャの選択:業務に適したツールの選定が重要

気持ちが晴れない方は、ぜひ新しいシリコンソリューションのプレスリリースに目を通してみてください。新しいASICs(特定用途向け集積回路)の大きな可能性が気持ちを明るくしてくれるはずです。しかし、CiscoやNokiaなどの最近の発表に目を通してみると、ある言葉が決して使われていないことにお気づきになるでしょう。それは「トレードオフ」です。これは嘆かわしいことです。というのも、優れたシリコン設計では、お客様になんらかのメリットをもたらすために、ときには他のメリットを犠牲にしてアーキテクチャを最適化するものだからです。シリコン設計で何に対して最適化しているのかを明確にしないベンダーは、全体像を示していないことになります。 ジュニパーネットワークスは、ネットワークの一部分を改善するために他の部分を妥協するようなことは、あってはならないと考えます。そのためジュニパーは長年にわたってマルチシリコン戦略を採用し、ネットワークの役割に応じて最適化されたさまざまなチップセットのプラットフォームを提供してきました。今日では、最新世代のジュニパーのTrioとExpress ASICsの発表でも、この戦略を継続しています。ネットワークがますます複雑になる中、10年以上にわたりお客様に対して貫いてきた基本理念にこだわり続けるのは賢明な選択に思われます。つまり、業務に適したツールを選択すればネットワークは最適に機能する、ということです。 特にネットワークシリコンでは、どのような設計でも、論理スケールとスループットを秤にかける必要があります。複数のディメンション全体で論理的規模を同時に拡大するには、メモリも増やす必要がありますが、1秒当たり数十テラビットのスループットに対応するようにメモリを増やすためには、同時に最適化も必要です。言い換えれば、多様で複雑なタスクに合わせて論理的拡大が可能な汎用性を提供する柔軟性の高いASICを設計するか、あるいは帯域幅中心の役割でスループットに特化したASICを設計する必要があります。しかし、1つの設計でこの両方を最適化することは不可能なのです。 多様化が専門化を推進 ネットワークはこの20年間、要求の厳しいさまざまなデジタルサービスに対応を広げることで進化してきました。通信事業者は特定の役割を実現するために、ますます専門的なシリコンを求めています。ハイレベルでは、ネットワークASICsを最適化するための2つの方法のいずれかが、適切なツールの選択になります。 柔軟性のある論理スケール:消費者向けブロードバンドを提供する高度に動的なマルチサービスエッジノード(BNG)や、業務用のVPN(仮想プライベートネットワーク)のユースケースでは、高い論理スケールと柔軟性が最も重要な要件です。ネットワークエッジでは、サービスの提供やユースケースごとに、プラットフォームが複雑な機能に対応する必要があります。たとえば、大規模なルート転送テーブル、柔軟なトンネルのカプセル化、高いQoS(サービス品質)、ファイアウォールセキュリティフィルターや、同じ高レベルの論理スケールで各サービスにトラフィック管理カウンターを付ける機能などです。これにより、エッジの役割に関する複雑なデータベース検索を大規模、高速、広範囲で実行できる、大容量のメモリサイズに対するニーズが高まります。同様に、ネットワークのアップタイムとカスタマーエクスペリエンスを向上すべく、ますます多くの事業者が、複雑な問題の迅速な関連付けと特定にML(機械学習)を活用するようになっています。マルチサービスエッジにおけるネイティブMLの高度な処理には、固有の機能が必要になります。 高いスループット:トランスポートアグリゲーションやコア用の転送ノードなど、ネットワークの他の部分では、そのスクリプトは反対になります。コアノードは、論理的な加入者やVPNを直接サポートしないため、同じように多様なネットワーク機能を維持する必要はありません。しかし、高まるスループットの需要に応えていくためには、大量のトラフィックを処理する必要があります。その結果、スループット、フィルタリング、テレメトリ、サンプリングなどの既知の運用に必要なパイプラインとメモリ特性で帯域幅のスループットと転送能力を上げるように、コアノードを最適化する必要があります。 究極的に、シリコン設計とは、論理スケールとスループットを正反対の変数とする多変数の方程式です。所定のダイサイズとパワーバジェット内で、最大の帯域幅スループットまたは論理スケールを得られるように最適化することはできますが、一方を低下させずにもう片方を高めることはできません。 この状況を考えると、一部のベンダーがなぜ最適化について語りたがらないのかは理解しがたいことです。ネットワークシリコンでの最適化機能が望まれるため、さまざまな帯域幅ポイントやサービススケールポイントで、特定のドメインのニーズに最適化されたプラットフォームを使用できます。ネットワークのさまざまな部分の多様な役割を最適化することによってのみ、エクスペリエンスファーストネットワーキングを実現できるのです。 お客様に選ばれる最新世代のジュニパーチップセット 長年にわたり、ジュニパーのシリコン戦略は、業務に最適なツールをお客様に提供すること、つまり、ネットワークのさまざまな役割に対してASICsの選択肢を提供することでした。ジュニパーでは、2009年のMXシリーズルーターの最初のTrioチップセットのリリース後に、早くもこの決定を行いました。Trioは業界初の完全にプログラム可能なネットワークASICとして、マルチサービスエッジに画期的なソリューションを提供しました。しかし、1種類のシリコンでお客様のさまざまなユースケースのすべてに対応できないことがすぐに判明しました。そのため、2012年、ジュニパーはネットワークコアやピアリングユースケースの広帯域アプリケーション向けに開発されたPTXシリーズプラットフォームのExpressラインASICsを発表しました。 ネットワークとASICsはそれ以降進化しましたが、選択肢は多い方が良いという初期の教訓は依然として有効です。ネットワークは、さまざまなタスクに最適化されたASICsを使用することで、より適切に運用できます。現在も、以下のような最新世代のジュニパーチップセットにこれを適用しています。 Juniper Trio 6 – 未知の要件向け:このジュニパーの新しいチップセットは、業界最高水準の性能を誇るマルチサービスエッジのソリューションポートフォリオであり、マルチサービスのユースケースを最適化するために新規に構築された唯一のネットワークチップセットです。 MXシリーズルーター向けの第6世代のTrioシリコンは、非常に複雑で動的なエッジサービスノードの論理的スケールとプログラマビリティを最大化します。 このソリューションは、MX 10000製品ファミリーに6 Tのラインカードを提供します。 ML対応のTrio 6シリコンは、IPSecをネイティブサポートし、ネイティブラインレートでMACsecも統合されています。 Trio 6には7ナノメートルの加工テクノロジーが使用され、旧世代のチップセットより70%高い電力効率をもたらします。 他に類を見ない最先端のシリコンで、現在と未来の幅広いユースケースに対応できる柔軟性を備えています。 さらに、今後数四半期は市場に出そうにない最近発表されたASICsと違い、Trio 6はすぐにご購入いただけます。 Juniper

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他社が「トンネル」に目を向ける中、ジュニパーは「クラウド」に注目

ジュニパーネットワークスが2019年に行ったMistの買収には、有線アクセスと無線アクセスの統合だけではなく、AIドリブンエンタープライズの構築という狙いもありました。AIドリブンエンタープライズは、クラウド上のAIにより、ユーザーとIT技術者に最高のエクスペリエンスを提供するソリューションです。 しかし、このビジョンは有線/無線アクセスに留まりません。クライアントからクラウドまで最高のユーザーエクスペリエンスを実現するには、WANエッジも非常に重要です。1年ほど前に128 Technologyを買収したのはこのためです。128 Technologyは、ジュニパーのポートフォリオにセッションスマートルーティング(SSR)を追加し、ジュニパーに不可欠なインサイトとコントロールをもたらしました。SSRは、SD-WAN分野においてこの数十年に導入された最もユニークかつ革新的なテクノロジーであることは間違いありません。 ジュニパーは、昨年の新しい のリリースを皮切りに、128 TechnologyのSSRをMistクラウドとAIOpsに記録的なスピードで統合しました。SLE(サービスレベル期待値)、異常検知、仮想ネットワークアシスタントMarvisによるAIドリブンの規定アクションをはじめとする新たな機能を導入することで、Day2運用の簡素化、平均修復時間の短縮、そして最も重要なエンドユーザーエクスペリエンスの最大レベルの可視化を実現し、WAN分野を一変させました。これらの点は、ジュニパーがAIドリブンSD-WANと呼んでいるソリューションならではのメリットです。 ジュニパーのSSRポートフォリオに新しい機能を追加 現在、ジュニパーは、Day 0/1の運用からセキュリティの強化まで、複数の重要な領域においてAIドリブンSD-WANのビジョンを実現し続けています。その一端として、ジュニパーのセッションスマートルーターのポートフォリオに以下の新しい機能を追加することを発表します。 1. MistクラウドでAIドリブンSD-WANの運用全体に対応:MistクラウドとAIエンジンを利用して、 テクノロジーを導入、設定、運用していただけるようになりました。 これにより、ルーティングとセキュリティのポリシー、ピアパスの設定、テンプレート作成など、セッションスマートコンダクターのDay 0/1運用をMistクラウドでできるようになります。 Juniper MistのWAN Assuranceとセッションスマートテクノロジーの統合により、SLE、AIドリブンインサイト、異常検知、トラブルシューティングの自動化などのDay 2運用ができるようになりました。 以上に加え、Marvis(AIを活用したジュニパーの仮想ネットワークアシスタント)によって、ITチームがネットワークの問題を特定して解決するまでにかかる時間を大幅に短縮できるようになりました。 2. 新しいハードウェアの導入がより容易に:SSRポートフォリオにZTP(ゼロタッチプロビジョニング)が加わったことで、新しいクラウド対応機器の導入と稼働がさらに簡単になりました。 ジュニパー製のスタンドアロンデバイスを使用することで、支社/拠点サイトの構築と導入がより簡単になります。 お客様のSSRデバイスを一元的に導入できます。現場に導入した「スマートハンド」を使用してデバイスにプラグインし、請求コードをスキャンするだけで、自動的にプロビジョニングしてオンラインにすることができます。Mist APやEXスイッチとともにシンプルでシームレスなソリューションを構成し、ITチームによる支社/拠点サイトの価値実現までの期間を大幅に短縮できます。 3. セキュリティの強化:ジュニパー独自のゼロトラストアーキテクチャを再構築し、IDS/IPS機能やURLフィルタリング機能により、ジュニパーSSRポートフォリオのセキュリティを強化しました。 URLフィルタリングにより、インターネット上の特定のサイトとの間のアクセスを防止できるため、ビジネスとセキュリティの要件を満たすことができます。 さらにIDS/IDPにより、増加傾向にある高度な悪意ある攻撃から、支社/拠点サイトを保護できます。 現在、単一のAIドリブンクラウドプラットフォームで運用されるフルスタック(LAN/WLAN/SD-WAN)のソリューションを提供できるベンダーは、ジュニパーだけだといえます。また、Wi-Fiアクセスポイント、アクセス/分散スイッチ、SD-WANゲートウェイデバイスなど、支社/拠点のすべての機器を、同じクラウドポータルを使って迅速に導入できるベンダーもジュニパーだけです。運用コストと設備コストを大幅に削減しながら、自動化の実現とインサイトをもたらすソリューションは他にはありません。

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新しいWi-Fi 6E APとMist AIを活用したIoT Assuranceにより、ユーザーおよびネットワーク運用者の環境を改善

この20年以上の間、Wi-Fiの輻輳が原因で、信頼性の高い接続とネットワーク分析に対するニーズが高まっていました。多くの組織では、ネットワークに新たに接続されるデバイスは無線対応となっています。その結果、このニーズの高まりにより、ネットワークの要件が変化しています。デバイスの数が増えたことで、帯域幅に対するニーズだけでなく、ビジネスアプリケーションにおけるマルチメディア利用の増加をサポートするために、速度に対するニーズもかつてないほど高まっています。デバイスの台数が世界規模で増えるなか、帯域幅と密度に関するこうした要件に対応するには、利用可能な周波数帯を増やすことが不可欠となっています。 現在の周波数における輻輳を軽減するために、低電力の室内用デバイスは、6 GHzの帯域(Wi-Fi 6E)で動作するように作られるようになりました。Wi-Fi 6Eは、Wi-Fi 6(別名802.11ax)の拡張版です。既存の2.4 GHz帯域および5 GHz帯域に加え、ライセンス不要の6 GHz帯域でデバイスを稼働できます。Wi-Fi 6Eによって、容量とチャネル幅が増えます。国の政府がどれだけ認可しているかによって異なりますが、チャネル幅は最大1,200メガヘルツまで増やすことができます。これにより、ネットワークを利用するユーザーとIT部門の環境が大幅に改善されます。 ジュニパーネットワークスは本日、お客様が最新のテクノロジーにアクセスし、Wi-Fi 6Eを最大限に利用できるようにすることを目的に、新しいトライバンドAP(アクセスポイント)を2つ発表しました。ほかのJuniper Mistポートフォリオと同じく、MistクラウドとAIエンジンで管理されます。これには次のものが含まれます。 AP 45:4 GHz/5 GHz/6 GHzクアッド無線、4×4:4SS、vBLEアレイ AP 34:4 GHz/5 GHz/6 GHzクアッド無線、2×2:2SS、オムニBLE 新しいアクセスポイントは、Juniper Mistポートフォリオにおける既存の2.4/5 GHz APを補完し、802.11acおよび802.11axの両プロトコルをサポートします。このすべてのAPには、Wi-Fiに加えて、ジュニパーの特許取得済仮想Bluetooth® LE、すなわち全方向性BLEアンテナを搭載しています。多種多様なロケーションベースサービスを、拡張性があり、費用対効果が高い方法で導入できます。ジュニパーのWi-Fi 6E向けAIソリューションは、インサイトと、クライアントからクラウドまでのセキュアな自動化を利用した AIドリブンアクションによって、運用担当者とユーザーの両環境を最適化します。 ジュニパーは今回の発表で、パフォーマンスを自動化して向上するAI

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ジュニパーネットワークス:2021年度『Gartner®Magic Quadrant™ for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure 』でリーダーに選出

スジャイ・ハジェラとキッチンのテーブルに座り、お客様によるネットワークの管理を変革する製品を作るというビジョンについて話をしたのは2014年のことでした。そのわずか7年後、その製品が Magic Quadrant™で評価され、リーダーに選出され、 実行力とビジョンの完全性の両方で最高のスコアを獲得するなどと誰が想像したでしょうか。  現在、Juniper Mistはこれを実現しました。 Gartner®は今週、2021年度の『Magic Quadrant for Enterprise Wired and Wireless LAN Infrastructure (エンタープライズ向け有線/無線LANインフラストラクチャ分野のマジック・クアドラント)』を発表しました。ジュニパーネットワークスはリーダーに選出され、2年連続で、実行力とビジョンの完全性の両方において、すべてのベンダーの中で第一位となったのです。これはまぎれもなく、Mistのキャリアにとって非常に特別な瞬間であり、素晴らしいチームを擁するベンチャー企業が偉業を達成した優れた例だといえます。 すべてはここから始まった すべてはシンプルなビジョンから始まりました。次世代のネットワークを実現するためには、クラウドとAIを通じてアーキテクチャを根本的に変える必要があるというビジョンです。私たちの目標は常に、人間の技術者と同等にネットワークをトラブルシューティングおよび管理できるソリューションを作るというものでした。Mist Systemsを創業したのは、この目標を達成するには白紙の状態、つまり「ベンチャー企業」を作るしかないと考えたからです。コントローラベースの古い無線アーキテクチャでは、技術を大きく進歩させることが根本的に不可能であり、初期のクラウドソリューションにはエンタープライズクラスの規模と耐障害性が欠けていました。そこで私たちは、より信頼性の高い方法でソフトウェアを開発および管理するためのクラウドを構築して、イノベーションを加速させました。そして、ネットワーク要素を管理するパラダイムから、 ユーザーエクスペリエンスを管理するパラダイムに業界をシフトするために、ソリューションにAIエンジン(Marvis)を搭載しました。ジュニパーがMistを買収したことで、この構想を大規模に、そしてより多くのメディアに向けて実現できるようになりました。無線、有線、SD-WANが共通のクラウド/AIスキーマを共有することで、クライアントからクラウドまで、利用者と運用者を含む最高のユーザーエクスペリエンスを実現しています。この過程において、私たちは多くの支持を得てきました。Fortune 10企業のうち4AIOpsを利用してその価値を理解し、AI(人工知能)やML(機械学習)のマーケティング上の宣伝文句と現実の違いを認識しています。 2014年に開始したMistの最初のステップは、ユーザーエクスペリエンスをリアルタイムで最適化するために必要なデータを収集することでした。そこで私たちは、エクスペリエンスをベースとしたテレメトリによって新しいアクセスポイントを設計し、無線ネットワーク用としては初のマイクロサービスクラウドを構築し、業界初のAIドリブン仮想ネットワークアシスタント「Marvis」を開発しました。Marvisは、データサイエンスとドメインに関する専門知識を融合させることで、「昨日のスジャイの無線LAN接続にはどのような問題が発生していたのか?」といった質問に回答できます。 卓越したインサイトと自動化を実現するMarvis 買収からおよそ3年経過した現在、Marvisは、Junosが稼働するスイッチおよびルーター、128テクノロジーのセッション認識型SD-WANルーター、およびMarvisクライアントSDKからデータを取り込んで、有線ネットワークやSD-WANネットワークに関する同様の質問にも回答できるようになりました。Marvisはこの豊富なデータすべてを使い、ネットワークに関する多種多様な質問に非常にきめ細かく回答することで、世界中のあらゆる規模のお客様にメリットをもたらしています。 Marvisはこの6年にわたって継続的に学習し、IT関連のお客様に多くのインサイトを提供してきました。実際、ジュニパーはMarvisによって有効性80%を達成するという目標を設定していますが、その達成は間近です。つまり、AIドリブンアシスタントにより、ネットワークで生じる質問の大部分に回答できるようになったのです。Marvisは、誤検知を最小限に抑えて、卓越したインサイトをお客様に提供することにより、ネットワーク業界におけるディープラーニングの重要性を証明しています。Juniper Mistでは、データサイエンスチームとカスタマー担当チームが組織的かつ緊密に連携し、両チームが互いに情報を提供するとともに、カスタマーエクスペリエンスから継続的に学習しています。これを実現している企業は多くはありません。 Marvisは、NLP(自然言語処理)とNLU(自然言語理解)を活用し、シンプルなクエリ言語を用いて複雑な質問に回答できる、業界唯一のソリューションです。このようなソリューションを実現するために、ジュニパーは、CLIとダッシュボードを使用する方式から、複雑なネットワークの管理とトラブルシューティングを比較的容易に実行できる対話型インターフェイスを使用する方式へと移行しました。その結果、Marvisはお客様のITチームの頼りになるメンバーの一員となっています。 製品の成功はチームの成功 私は、Mistとジュニパーが協力して開発した製品に大きな誇りを持っています。また、最高のエンジニアリングチームおよび製品管理チームと仕事をできることを誇りに思っています。ただ、最高の製品を開発しさえすれば売れるというわけではありません。販売活動とマーケティング活動が不可欠です。これらが功を奏し、Juniper Mistは大きな反響を呼び、世界中のお客様とパートナー様で利用されるまでになりました。Mistを信頼してくれるユーザーの皆様に感謝します。特に、Mistのビジョンを早い段階から信頼し、Mistにビジネスチャンスを与えていただいたお客様とパートナー様に感謝申し上げます。このソリューションの販売担当者が、このソリューションのユーザーでもある事実こそが、このソリューションが特別なものであることの何よりもの証拠です。 末筆ながら、ジュニパーとMistを導いていただいた業界アナリストの皆様にも感謝申し上げます。Gartnerが提供するインサイトは非常に貴重です。Gartner

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Juniper Support Insights:AIドリブンサポートによるネットワーク運用の変革

これは、3部シリーズの最後のブログです。第1部の「Experience-First Networking: Delivering a Modern Customer Experience」と第2部の「 The Cloud Connected Network: A Win-Win for Customers and Vendors」では、お客様のネットワークをクラウドに接続し、自動化とAI(人工知能)を使用してインサイトを導き出すことで、ネットワークベンダーがサポートエクスペリエンスをどのように変革できるのかについて説明しました。 本日、ジュニパーネットワークスは、新しいAIドリブンサポートソリューションであるJuniper Support Insightsを発表しました。ジュニパーは、カスタマーエクスペリエンスを事後対応型から事前対応型へと移行するプロセスを進めています。お客様の多くは、ジュニパーのVNA(仮想ネットワークアシスタント)のMarvisとMist Assuranceを活用して運用を自動化できる実績のあるソリューションをすでに活用しています。Juniper Support Insightsは、これらの機能を拡張したもので、エクスペリエンスファーストネットワーキングのビジョンを実現する重要なマイルストーンになります。 Juniper Support Insightsとは? Juniper Support Insightsは、ACXシリーズ、EXシリーズ、MXシリーズ、PTXシリーズ、QFXシリーズ、SRXシリーズを含むJunosポートフォリオ全体でAIドリブンのサポートを拡張するソリューションです。このソリューションを導入すれば、サービスプロバイダと企業は、運用全体の可視化と実用的なインテリジェンスを活用してネットワークを最適化できます。また、ネットワークインベントリに対応できるだけでなく、サービス契約、サポート/サービス終了、リリースやセキュリティアップデートに関する詳細をレポートで提供することもできます。Juniper Support

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ジュニパーが2021年度『Gartner Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure』でビジョナリーに選出

「忍耐力があれば、成功を収められる」 – アメリカのバスケットボール選手兼コーチでオリンピック金メダリスト、ドーン・ステーリー氏 タイミングがすべてです。製品が適切であり、チームも適切です。この市場は転換点にあります。物事はプラス方向に進んでおり、忍耐、努力、決意によって最後までやり遂げれば、目標を達成できます。 Mist Systemsのチームは、有線/無線アクセスの分野において早い段階でこのように感じていました。チームは、人々から、WLAN/LAN市場が「成熟し過ぎ」で、競争は「膠着」していると言われ、受け入れられていませんでした。しかし、彼らは、AIOpsと最新のクラウドをネットワークに導入することが業界に必要だと知っていました。また、根気強くいれば、お客様は購入し、パートナーから受け入れられ、アナリストから将来ジュニパーネットワークス独自の価値提案を認められると知っていました。 そして、それを成し遂げたのです。たとえば、直前の四半期、「Mistify」を使用したポートフォリオが成長の大きな要因となり、ジュニパーのエンタープライズビジネスは過去最高を記録しました。 さらに、最新の『Gartner® Magic Quadrant™ for Wired and Wireless LAN Access Infrastructure』において、 ジュニパーネットワークスがリーダーに選出され、最高の評価を獲得しました。今のところ完璧な流れです。 Gartnerは本日、2021年度『Gartner Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure』を公開しました。その中でジュニパーが「Visionary Quadrant」における唯一のベンダーに選出されたことを発表します。 この評価は、競合の多いWAN Edge分野においてジュニパーが差別化を図り続けている、独自の価値提案の成果だと考えています。それには次のものが含まれます。 AIドリブン運用(AIOps)(Mist WAN

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ジュニパーネットワークスの次世代のモジュラー型スイッチで、データセンターの運用を高度化する

多くの組織にとって、データセンターはミッションクリティカルで、ビジネスの神経系および心臓ともいうべき部分です。世界のクラウドプロバイダ、サービスプロバイダ、テクノロジープロバイダがデータセンターの接続をジュニパーネットワークスに任せている理由は、ジュニパーが未来のデータセンターのあるべき姿を知っており、その理想像に近づくためのツールを今日お客様に提供していることはもちろん、将来性も高めることができるからです。 本日は、ジュニパーのデータセンターネットワーキングポートフォリオに新しく加わるジュニパーQFX5700シリーズスイッチをご紹介します。これはBroadcom Trident 4プログラマブルマーチャントシリコンを採用した初のミッドサイズシャーシベースシステムで、25.6 Tbpsの双方向帯域幅を実現します。また、市販されている製品のなかで最も柔軟性が高く、さまざまな組み合わせのラインカードを使用でき、10Gから400Gまでのインターフェイスオプションに対応、多様なユースケースをサポートします。 さらに重要なこととして、QFX5700ではエンタープライズ、サービスプロバイダ、クラウドプロバイダ向けに新しいオプションが用意されています。データセンター環境のより多くの部分でエクスペリエンスファーストネットワーキングを実現でき、インテントベースの俊敏な運用でデータセンターの再構築に向けた最新ステップをもたらします。 データセンターの運用を再構築   現在、より強力でコスト効率に優れたデータセンターネットワークが必要とされています。より多くのトラフィック、より分散されたアプリケーション、より多様で動的なワークロードを、より多くのクラウドで利用するようになったためです。したがって、多くの容量を利用でき、多くのユースケースに対応可能な、柔軟性に優れたQFX5700のような新しいプラットフォームのリリースは、大きな話題になります。しかし実際には、企業が必要としているのはスピードだけではありません。重要なのは、1秒あたりにどれほど多くのビットを転送できるかではなく、ネットワーク事業者に、そして最終的にはエンドユーザーにどのようなエクスペリエンスをもたらせるかです。この点でジュニパーのデータセンターはリーダーシップを発揮しており、エクスペリエンスファーストネットワーキングに対する取り組みが際立っています。 以前に述べましたように、この業界の最も大きな課題は、名詞としての「ネットワーク」から、人、プロセス、ツールで定義される能動態の動詞としての「ネットワーキング」への方向転換です。データセンターのことを今でも接続性という視点で考えていると、大きなものを見落とします。提供されるエクスペリエンスは、環境に接続されたテクノロジーよりも、環境の運用方法によって決まります。そのため、運用(および運用に関連するすべての事項)は単なるデータシート上の1項目ではありません。設計のすべての意思決定指針において、運用を中核的な基準とする必要があります。 このような理由から、ジュニパーが注力しているのは、柔軟なインターフェイスオプションを備えた高パフォーマンスプラットフォームの提供のみではありません。Apstraインテリジェンスを中心にしたジュニパーの進化するソリューションポートフォリオは、データセンターの要素を接続してインテントベースの自動運転システムにします。Apstraの買収以降、ジュニパーが獲得した新規のお客様は50社以上、世界の拠点数(国別)は3倍になりました。2021年上半期には、Fortune 10企業のうち6社がジュニパーのデータセンターソリューションを導入しました。直近の四半期だけでも、ジュニパーのデータセンタービジネスは前年同期比で28%増加しています。 自動化によってマルチベンダー環境における一貫性と信頼性を実現 Apstraとジュニパーは、他のベンダーが「自動化」と呼ぶものを超えて、お客様をサポートします。他のベンダーがいう「自動化」とは、一連の手順を自動化して特定のタスクを迅速に実行することです。しかし、この場合の「迅速さ」は狭義のスピードでしかありません。本当の意味でのビジネス俊敏性は、一貫性と信頼性の基盤の上に構築されます。お客様は、Apstraの青写真を使用することで、マルチベンダー環境で、反復的な方法を用いて運用フレームワークを構築できます。このフレームワークにより、タスクの呼び出しが必要とされるタイミング、最良の実行方法、目的のインテントを達成したか否かを特定できます。お客様は自動化を活用して、適切な意思決定を適切なタイミングで下して、適切な成果(特定のアプリケーション、セキュリティ、到達可能性、コンプライアンスに関する高品質なエクスペリエンス、その他のビジネスレベルの必須事項など)を得られます。ジュニパーはエクスペリエンスを重視した運用モデルを実現し、人材が、成果に必要な構文の習得ではなく、実現したい成果に集中できるようにします。 インテントベースのデータセンター運用とは、どのようなものでしょうか。それは、複雑で動的なマルチベンダー環境において、ビジネスレベルの意思決定に応じてネットワークを自動的に構成するデータセンターです。運用に対する考え方は設計Day 0から始まり、Day 2以降も継続します。システムがコマンドをバックエンドのAPIコールに単に変換するだけではなく、絶えずネットワークの状態をモデル化し、状態をチェックし、豊富なテレメトリを収集し、問題が噴出する可能性のあるときに事前対応的に人間のオペレーターに警告します。これは、人材がビジネスに集中できるようにするフレームワークです。 以上が、ジュニパーが構築をサポートしているインテントベースの自動化です。QFX5700を使用した場合、お客様はインテリジェンスをより多くの方法でより多くの場所まで拡張し、さらに幅広いユースケースに対処できるようになります。 QFX5700スイッチの内部 新しいQFX5700スイッチによって、Apstraインテントベースネットワーキングが実現する部分がデータセンター内で増加します。このスイッチにより、ジュニパーは400Gにおけるグローバルリーダーとしての立場をさらに強化し、お客様はさまざまなアプリケーションのニーズ増大に対処できるようになります。QFX5700では、10G / 25G / 40G / 50G、100G、200G、400Gラインカードのオプションが各種インターフェイスをサポートしており、すべてでインラインMACsec/IPsecを使用できます。また、IPファブリックを「成長に応じた拡張」が可能なため、現在と将来においてコストとパフォーマンスのバランスを適切に取ることができます。 このモジュラー型の高密度5RUプラットフォームにより、ジュニパーのQFXシリーズスイッチにネイティブポートを搭載したミッドサイズシャーシが加わりました。BroadcomのTrident 4チップセットと、業界で推奨されているネットワークオペレーティングシステムである最新のJunos Evolvedと組み合わせています。スパイン、リーフ、相互接続、キャンパスのユースケース向けに豊富なポート速度を提供する唯一の市販されているミッドサイズシステムであり、さまざまなタイプとプロファイルのデバイスの組み合わせに接続できます。 QFX5700には、次の機能があります。 インテントベースの自動化を使用して運用を再構築:豊富なテレメトリとApstraのインテリジェンスをデータセンター環境のより多くの部分まで拡張

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エクスペリエンスファーストネットワークの次のフェーズへ

企業は、常に変化する環境でビジネスを行っています。このような環境では、デバイスを全社的に導入し、展開・管理する作業は、複雑で時間がかかります。さらに、キャンパスおよび支社/拠点の環境内で使用されるクライアント、アプリケーション、IoTデバイスの数が増えたことで、状況はさらに悪化します。このような状況のなかで、IT部門は、ユーザーコミュニティが求めるネットワークサービスレベルを達成しようと悪戦苦闘しています。CIOは、こうした問題に正面から取り組みながら、最前線におけるユーザーエクスペリエンスを維持するための解決策を必要としています。 Juniper Networks®は、エクスペリエンスファーストネットワークという基盤が高度なユーザーエクスペリエンスを実現するうえで不可欠な役割を果たすと考えており、クライアントからクラウドまで、ITの運用とインサイトを簡素化および自動化を推進しています。Driven by Mist AI™というコンセプトのもとAIOpsの機能を利用して、世界各国の大手企業(Dicker Data、Wolt)、教育機関(アシュランド公立校、ダートマス大学)、病院(Jan Yperman病院、El Centro Regional Medical Center)、小売店(Gap Inc.、Outletcity Metzingen)をはじめとするお客様に貢献しており、業界の著名なアナリストから高く評価されています。 実際、収益に関する最新のお知らせでもお伝えしましたが、ジュニパーの 2021年第2四半期は、有線アクセスについて四半期として過去最高を達成しました。Juniper Mist™クラウドおよびMist AI、さらにクラス最高水準のハードウェア(先日発表したEX4400イーサネットスイッチなど)によって実現する、運用上の卓越したメリットが大きく寄与しました。同様に、無線アクセスについても、Juniper Mistポートフォリオが3桁成長を遂げ、年間収益が去年に続き過去最高を達成しました。 AIドリブンエンタープライズの新たな機能拡張 ジュニパーは本日、エクスペリエンスファーストネットワークの次のフェーズを発表しました。AIドリブンエンタープライズポートフォリオの新たな機能拡張により、競合企業よりさらに一歩前進します。この新しい機能拡張により、キャンパスおよび支社/拠点のネットワークの大規模な導入および運用がより効率化されます。 Juniper MistクラウドによるAIドリブンキャンパスファブリックの管理 問題を短時間で修復するのに役立つ詳しい情報を提供する新しいMarvis AIOps Actions AIドリブンキャンパスファブリックとJuniper Mistクラウド 現在のキャンパスネットワークの多くには、独自の技術と複雑なL2/L3アーキテクチャが採用されていますが、これらは現在求められる要件を満たすようには作られていません。さらに、構成の管理ミスと拡張性の不足により、モバイルユーザーとIoTデバイスの俊敏な環境を維持することは困難です。EVPN-VXLANは、このような課題に対応するために使用されることが多い共通のオープンスタンダードですが、導入環境において設定の整合性を維持するには、IT部門による運用がさらに複雑になります。ジュニパーは、Juniper Mistクラウドによってこの運用上の負荷を解消し、EVPN-VXLANキャンパスファブリックの導入と管理を簡素化します。Juniper

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Juniper Cloud Workload Protectionにより、ゼロトラストデータセンターアーキテクチャ内のアプリケーションを接続、保護

Web閲覧からチャット、モバイルゲーム、仕事をこなすためのサービスまで、ネットワーク上で行うほぼすべてのことにアプリケーションが関わっています。アプリケーションはデータを保存、処理、やり取りすることで、私たちを互いにつなげ、デジタルライフをより快適なものにしてくれます。アプリケーションを利用する際は、アプリケーションにすぐにアクセスできなければなりません。また、アプリケーションが実行するのは意図された機能のみであり、そのアプリケーションを利用しても安全であると私たちは信頼しています。このため、アプリケーションのセキュリティは、「エクスペリエンスファーストネットワーキング」(日本語字幕月の動画をご覧いただけます)というジュニパーの理念の中核となっています。 しかし、アプリケーションのコードを記述する際にはエラーが含まれてしまうこともあります。攻撃者はこのようなエラーを利用し、データベースやデータコレクターなど、アプリケーションを動かす基盤となるリソースやプロセス、ワークロードを悪用します。最新の侵害事例を見てみると、その大半で、アプリケーションの脆弱性が悪用されていることがわかります。 手遅れになるまで、アプリケーションに何らかの脆弱性が存在することに気付かない企業もあるでしょう。どの企業も、セキュアなSDLC(ソフトウェア開発ライフサイクル)に準拠して、初めからセキュアなアプリケーションを構築しようとしますが、リスクは常に存在します。つまり、攻撃者に悪用されるおそれのある脆弱性が常にあるということです。しかし、ゼロデイなどの悪用からアプリケーションワークロードを保護するセーフティネットがあればどうでしょうか? Juniper Cloud Workload Protectionのご紹介 ジュニパーは本日、Juniper Cloud Workload Protectionを発表しました。Open Web Application Security Project® (OWASP) Top 10攻撃やメモリベースの攻撃などの、アプリケーションの悪用から、クラウド環境またはオンプレミス環境におけるアプリケーションワークロードを自動的に保護するソリューションです。 Juniper Cloud Workload Protectionは、軽量のソフトウェアエージェントです。アプリケーションの実行をコントロールし、アプリケーションの動作とコンテキストを監視して、発生していることに対して何を実行すべきかをリアルタイムで判断します。脆弱性は自動的に修復されるため、管理者が対応する必要はありません。Juniper Cloud Workload Protectionを導入すると、本番用アプリケーションは常に脆弱性の悪用に対するセーフティネットで守られ、ビジネスクリティカルなサービスを継続的に接続および保護できます。このジュニパーの新製品は、次のような重要な機能を備えています。 シグネチャレスのRASP(ランタイムアプリケーション自己保護)は、攻撃からリアルタイムで保護します。EDR(エンドポイントの検知と対応)やWAF(Webアプリケーションファイアウォール)などのソリューションでは対応できない高度な攻撃を検知し、人手を介さず、悪用やデータ盗難などの悪意のある行為からアプリケーションを保護します。 メモリベース攻撃防御は、ファイルレス攻撃、ROP(リターン指向プログラミング)攻撃、バッファーオーバーフロー攻撃などの高度なメモリベース攻撃からリアルタイムで保護します。 脆弱性検知は、アプリケーションやコンテナ内の脆弱性を継続的に評価することで、重大な悪用行為を発生時に検知します。Juniper Cloud Workload

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