ジュニパーネットワークスがGartnerの『Magic Quadrant for Data Center and Cloud Networking』2020年版において、3年連続でリーダーに選出されました。
ジュニパーは、ITを簡素化して、ビジネスクリティカルなネットワークのシームレスな導入と運用を可能にすることに取り組んでいます。ジュニパーは、複数の環境でホストされるSaaSベースのアプリケーションに移行するお客様に、クラウドでのユーザーエクスペリエンスを最適化するように設計された世界クラスの製品、ソリューション、サービスを提供しています。 Gartnerの2020年版 データセンターネットワーキングのレポートは、最も重要なネットワーク環境におけるビジョンと実現性に注目しています。当社が3年連続で選出された理由は、業界のリーダーとして認められたと考えています。認められた理由として、当社では、自動化ファブリック、AIドリブンのインサイト、クラス最高のセキュリティ、拡張性の高い400G設計など、ジュニパーの強みを実証してきたためと考えています。
私個人的には、最高製品責任者として、Gartnerのようなトップクラスのアナリストによる検証結果をたいへん誇らしく思います。金融、医療、政府機関など、ほとんどすべての業種にわたる当社のお客様に、安定した技術をご提供できていることを大変うれしく思います。Gamesysなどの企業は、プライベートクラウドにジュニパーのソリューションを活用しており、その結果、設定など運用にかかる時間の節約、運用コストの削減、ネットワークの稼働率の向上をサポートし、ビジネス価値を最大限に向上することを実現しています。例えば、Gamesysはジュニパーを導入することにより、インフラ環境でのプロビジョニングの所要時間を数日から数時間に短縮し、ゲームやその新機能を市場投入するまでの時間を大幅に短縮しました。このような著しく優れたユースケースにより2019年の第4四半期のスイッチ収益は、前年度比17パーセント増加しました。QFXシリーズスイッチの受注は最高を記録しました。この収益の増加は、当社の昨年の企業収益16億ドルに大きく貢献しました。
ジュニパーは究極的には、あらゆるものを接続可能にして世界をより良い方向へ変えられるような力を、お客様に提供したいと思っています。
データセンターの自動化
ジュニパーは、自動化と可視化で容易な運用ができるように設計されたセキュリティとネットワーキングの幅広い製品を活用して、お客様のデータセンターを最新化するサポートをしています。お客様がジュニパーを選ぶ理由は、ファブリックから始まり、ワークフローにいたるまで、自動化による拡張性と俊敏性の向上を求めているためです。ジュニパーのファブリック管理は、インテントベースであり、クラウドを想定して構築されています。
当社のお客様は、Junosを搭載したジュニパーの単一のスイッチシリーズを使用して、スタンダードなEVPNのアーキテクチャを導入しています。お客様は、豊富できめ細かなJunosのテレメトリによって、AI(人工知能)とML(機械学習)を活用するデータセンター運用を変革することができます。AIは、良質なデータ、Junos、蓄積してきたテレメトリから始まります。ジュニパーのお客様は、アプリケーションエクスペリエンスを実現するために、データセンターネットワーキングの変革に自動化とAIを適用する準備ができているのです。
アプリケーションのエクスペリエンス(体感)は新たなアップタイムです
テクノロジーのリーダーたちはビジネスのデジタル変革を推進しています。そしてこの変革はあらゆる業界で起きています。このため、リーダーはデータセンターとクラウドインフラストラクチャの進化を測定する方法を見直しています。稼働時間は今まで最も重要なエクスペリエンスの判断基準でしたが、稼働時間だけでは全体の満足度を把握できません。ネットワークがトラフィックを送受信しているという理由だけでは、ユーザーは満足せず、高速で中断のない応答と確かなセキュリティも要求されます。
ジュニパーは、お客様およびパートナーと協力して、アプリケーションエクスペリエンスの運用を自動化によりサポートしています。たとえば、ジュニパーのソリューションはネットワークとアプリケーションのテレメトリをAIドリブンのインサイトと統合することで、包括的な方法で動作を表すナレッジグラフを提供しています。ジュニパーは、これらのソリューションに、モノリシックなアーキテクチャによるベンダーロックインではない、オープンでシンプルな設計を念頭に置いています。
セキュリティと拡張性
ジュニパーは、お客様のセキュリティの困難な問題も解決するサポートをしています。ジュニパーの製品とソリューションにより、お客様はネットワークとクラウド全体のすべての接続ポイントまでセキュリティを拡張して、ユーザー、アプリケーション、インフラストラクチャを保護できます。既存のデバイスと仮想デバイスへの適用を可能にすることで、ネットワークは分散化されたセキュリティになり、脅威に攻撃されるポイントで阻止できるようになります。
さらに、ジュニパーのエンジニアリングチームは、データセンターとクラウドの拡張性向上にも継続的に取り組んでいます。ジュニパーはシリコンからハードウェア、ソフトウェアにいたるまで、プログラムのイノベーションに幅広く投資してきました。そして、今やジュニパーの製品は、400Gへの移行にも対応できるようになりました。実際、ジュニパーの大企業のお客様の多くは、すでにこれらのソリューションを取り入れて検証しています。ジュニパーの400G DCスイッチおよびルーティングソリューションは、 運用規模と全面的にリニューアルされたモジュラー型OSの柔軟性、および暗号化が有効であっても広域ネットワーク(WAN)で、ほぼラインレートで動作するハードウェアにおいて卓越しています。
ジュニパーが提供するサポート
新型コロナウイルスによって、ネットワークにかつてないほどの負荷がかかり、ネットワークの状況は急速に変化し、また課題も発生し、この数か月間でネットワークの重要性が大変注目されてきました。子供たちの自宅学習や組織の安全な運営に有益かどうかに関わりなく、日常生活におけるネットワークの重要性が最近になって再認識され、ネットワークが新たな需要に迅速に適応している状況に大変うれしく思います。
ジュニパーがデータセンターとクラウドにおいてお客様をサポートする方法について、詳しくはこちらをご覧ください。
実践的なツール
ジュニパーの最新のソリューションを実際に使って体験してみませんか?ジュニパーでは、最新の技術を無料でお試しいただける2種類のセルフサービスラボをご用意しております。
- Juniper Vlab:リスクのない環境でいつでも誰でも製品や機能を試すことができるWebベースのラボ環境です。構築済みのトポロジーとガイドを参考に、スイッチ、ルーティング、セキュリティ、ファブリック管理、分析、オーケストレーションのソリューションをテストできます。ご利用いただくには、vlabs.juniper.netにアクセスしてください。
- NRE Labs:誰もがネットワークの自動化とネットワーク信頼性エンジニアリング(NRE)の新たな分野にアクセスできるようにするオープンソースの教育プロジェクトです。ブラウザを使用しての簡単な演習を通じて、信頼ネットワークエンジニアになるためのツール、スキル、およびプロセスを学ぶことができます。ご利用いただくには、ioにアクセスしてください。
ジュニパーでは、他にもたくさんの最新技術を提供しています。お客様のビジネスの成長を加速させ、リスクを軽減し、新たな効率性を生み出す可能性を広げるために、ジュニパーの最新情報をご確認ください。お役に立つジュニパーのソリューションをご紹介しています。
Gartner免責事項:
Gartnerの『Magic Quadrant for Data Center and Cloud Networking』、アンドリュー・ラーナー、ジョナサン・フォレスト、エバン・ゼン、ジョー・スコルパ、2020年
Gartnerは調査に関する発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを支持するものではありません。また、最高の評価またはその他の評価を持つベンダーのみを選択するようテクノロジーユーザーに推奨するものではありません。Gartnerの調査に関する発行物はGartnerの調査機関の意見を表したものであり、事実について記したものではありません。Gartnerは、明示または黙示を問わず、特定目的での商品性または適合性の保証を含め、一切の保証を行うものではありません。
GARTNER は Gartner, Inc. ならびに米国および各国における関連会社の登録商標およびサービスマークであり、同社の許可を得て使用しています。 All rights reserved.